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2020.05.25

過去問だけでは不安という方必見!都立国際IB(国際バカロレア)コースの入試内容と対策

平成27年4月からIB(国際バカロレア)コースを開設し、帰国子女に人気の都立国際高校。IBコースの試験問題は独特なため、合格のためには特化した対策が必要です

都立国際IBコースの検査問題は一般公開されています。しかし、公開されているのは過去3年分のみで、これらを解くだけでは不安…という方は多いのではないでしょうか。

EDUBALでは、都立国際高校IBコースの受験対策を行い、これまで15名以上の合格者を輩出しています。この記事では、弊社のノウハウをもとに、都立国際IBコースの問題の傾向や受験に向けた対策法を詳しく説明しています。

目次

  1. 都立国際高校IBコース入試対策:入試対策を始める前の基礎知識
  2. 都立国際高校IBコース入試対策:数学検査
  3. 都立国際高校IBコース入試対策:英語検査
  4. 都立国際高校IBコース入試対策:小論文
  5. 都立国際高校IBコース入試対策:個人面接
  6. 都立国際高校IBコース入試対策には特別な対策が必要
  7. EDUBALの「都立国際高校IBコース入試対策コース」とは?

都立国際高校IBコース入試対策:入試対策を始める前の基礎知識

都立国際高校IBコース入試は二回実施

都立国際高校IBコース入試は4月入学、9月入学の2回実施されています。問題傾向としてはどちらも変わらないので、対策法を変える必要はありません。

 

必ず公式HPをチェック

都立国際高校のWebsiteでは、都立国際IBコースの過去問だけでなく、選抜の基本的な考え方や選抜方法まで詳しく掲載されています。入試前に必ず確認しておきましょう。
現在は2021年度の試験に関する情報が公開されています。2022年度試験の日程や入試科目は2021年の秋頃に公表されます。

 

試験内容

こちらが都立国際高校の2021年1月に実施されたIBコースの入試内容です。

出典:http://www.kokusai-h.metro.tokyo.jp/ib/exam/index.html

 

使用言語を選べる

使用言語として日本語または英語を選択して、受験することができます。自分の自信のある方の言語を選びましょう。

 

小論文、個人面接の配点が高い

試験概要を見るとわかるように、「小論文」「個人面接」は各200点と配点が高くなっています。
つまり、この2つの科目をいかに対策しておくかが、都立国際IBコース入試の試験対策では重要になってきます。

 

数学・英語は一定の水準を満たせばOK

数学・英語に関しては、一定の水準をクリアしていれば問題ありません。いわゆる足切りとして使われる試験ですので満点を目指す必要はありませんが、正答率70%以上を目標にすると良いでしょう。

都立国際高校IBコース入試対策:数学検査

数学検査は一定の水準を満たせばOK

都立国際高校IBコース入試の数学検査は総合成績に含まれず、一定の水準を満たしていれば問題ありません。同校の数学は、例年、出題分野がほぼ同じでパターン化されています。問題の難易度はやや高いものの、傾向が分かっているので対策はしやすいと言えます。

 

傾向を知れば怖くない!数学の出題分野

大問は4つあります。

大問1:小問集合。平方根・因数分解・連立方程式・確率などの基礎的な計算問題。作図。

大問2:二次関数。グラフの座標や図形の面積を求める問題。

大問3:平面図形。三角形の合同・相似を証明する証明問題。

大問4:空間図形。三平方の定理を用いて辺の長さや図形の面積などを求める文章問題。途中式も記入が必要。

 

数学は意外な落とし穴

総合得点に含まれないということで、数学を重視していない方は多いかもしれません。しかし、この水準をクリアできず不合格になってしまう方が、実はとても多いのです。同校の数学の入試問題は、典型的な日本の中学数学です。海外の現地校やインターに通われていた方は、学習進度の違いで未履修の分野があったり、見慣れない問題形式に苦戦したりすることがありますので、十分注意しましょう。

 

時間内に解くことを意識する

本番の数学試験で水準をクリアできなかったという生徒様に多いのが、「時間があれば解けたのに」というお悩みです。当然のことながら、本番の試験では時間制限があります。その問題を解ける学力があったとしても、時間内に解けなければ得点にはなりません。日頃から速く正確に解く癖をつけるのが大事です。パターンが決まっていても、そもそも数学が苦手で問題が解けないという方や、過去問を解くといつも時間をオーバーしてしまうという方は、家庭教師を検討するのも一つの方法です。一対一の指導なら苦手科目を集中的に学習することができますし、授業中に問題を解くことで時間内に解くコツを掴んでいくことができます。

 

★数学検査対策は短期集中10時間コース/20時間コースがおすすめ
10時間または20時間の短期集中型コース。教師はバイリンガルのため、英語・日本語のいずれの言語でも対応可能。生徒様のご希望によって授業内容をカスタマイズできるのも、マンツーマンの家庭教師のメリット。以下は、い指導形式の例です。
-過去問を使って実践的な指導を行う形式
-教師から生徒様に合った教材を提案し、授業を行う形式で授業を行う形式
「解説を読んで理解したつもりでも、いざ実際に解いてみたらできないという生徒様であれば、授業中に問題を解く時間を設け、その場で教師が解説を行います。そうすることで、学習内容の理解が深まり、定着率も高まります。一方、「時間内に正確に問題を解く力を身につけたい」という生徒様であれば、授業内で時間を計って問題を解くというスタイルがオススメです。普段から時間を意識した解き方をすることで、本番でも時間に余裕をもって解き終えることができます。

都立国際高校IBコース入試対策:英語検査

英語検査は適・不適の判定のみ

英語試験も、数学と同じく適・不適の判定のみに使用され、総合成績には含まれません。
レベル感としては、英検準一級~一級レベルの英語力が必要と思われます。

大まかな形式は以下の通りです。

【筆記試験】
大問1:Listening
大問2:Reading(長文を読み、内容について正しい答えを選択する)
大問3:Writing
【面接試験】
Speaking

 

Readingは要注意

都立国際IBコースを志望される生徒様は、英語力に自信のある方が多いかと思います。しかし、英語試験のReadingに関しても注意が必要です。
なぜかというと、文章の流れにそった出題がされない場合があるからです。

例えば英検では、文章の流れに沿った順番で問いが設置され、最後に全体に関する問いが出される傾向があります。しかし都立国際IBコース入試の英語では、必ずしもこの順番で出されません。試験本番で戸惑わないようにするためにも、あらかじめ過去問を解き、独特の出題形式になれておくことが重要です。

都立国際高校IBコース入試対策:小論文

小論文ではデータが与えられる

小論文試験ではデータが複数与えられ、それをもとに小論文を書くことになります。

例として、2020年度入試の出題内容を一部抜粋します。

テーマ:シェアリングエコノミー市場
資料1、資料2から日本のライドシェアリングにおける課題を一つ述べなさい。
また、資料3を参考に、日本のシェアリングエコノミーの市場を拡大するためには、どのよな方策が考えられるか、あなたの考えを述べなさい。

 

資料を分析する力、論理的に説明する力が試される

出題内容からわかるように、小論文試験では大きく2つの力を鍛える必要があります。

-与えられた資料・グラフを分析する力、解釈する力
-論理的にわかりやすく、自分の言葉で表現する力

 

-与えられた資料・グラフを分析する力、解釈する力
問題用紙に書かれている資料が何を表しており、数字がどのように変化しているのかを把握する必要があります。特に、以下の点に着目してみると書きやすくなるでしょう。
-変化点、相違点を探す
-大きな変化に注目する

 

-論理的にわかりやすく、自分の言葉で表現する力
小論文を繰り返し書き、第三者に添削してもらうことで鍛えていくのが最も効果的です。
過去問を参考に、テーマを決めていくつか小論文を書いてみましょう。
家庭教師に添削を依頼すると、添削だけでなく書き方のコツや勉強方法まで教えてもらえるのでおすすめです。

都立国際高校IBコース入試対策:個人面接

個人面接は前半が質疑応答、後半はAB問題

都立国際高校IBコース入試の個人面接は、質疑応答AB問題を含め、15~20分で行われます。
高校の公式HPにも記載されているように、個人面接で見られるのは、IBに対する「強い意志や意欲、探究心、論理的思考力」です。言い換えれば、IBをしっかり理解したうえでIBを学ぶ意志があるのか、IBの理念に合致した生徒かどうかを試されていると言えるでしょう。

※IBの理念を知るには、IB Learner Profileを参照すると良いでしょう。
★IB Learner Profileとは
IB Learner Profileとは、「IBの使命」を具体化したもので、IB生にどのような人物になって欲しいか、という理想の人物像が言語化されたものです。10個の項目が存在します。   詳しくはこちらのページをご覧ください。
IB(国際バカロレア)IB learner profileって何?詳しい説明が知りたい!

 

質疑応答ではオーソドックスな問いが主

志望理由やIBで学びたいことなど、オーソドックスな質問が主です。

 

答え方のコツ

以下の3つの点をアピールすると良いと思います。

①IBを理解しており、IBを学びたいという強い意思があること
IBコースなので、IBの理念や内容について深く理解した上で面接に臨みましょう。

②海外大学に進学したいという意思
都立国際高校は、IBコースが期待する生徒の姿として「海外大学進学に挑戦する強い意志がある生徒」と明記しています。国内大学ではなく海外大学への進学を希望していることを積極的にアピールしましょう。

③都立国際IBコースを続けていく意思
IBのカリキュラムはとてもハードです。課題が多いうえ、ボランティア活動など時間を取られる授業も少なくありません。都立国際高校に限らず、せっかくIBコースに進学しても、カリキュラムの途中で離脱していまう生徒もいます。そのため、「本当にIBコースを続けられるのか」を学校側は厳しくチェックしています。IBを学びたいという熱意を面接官にしっかり伝えましょう。

 

面接練習は必ず行う

個人面接の対策は答えを用意しておくだけでなく、面接練習をしておくことも重要です。ご両親が面接官となって練習を行う、IBを経験した家庭教師に面接練習を依頼するなどし、練習をしておくことをおすすめします。

 

AB問題は「答えのない問い」

個人面接の後半ではAB問題が出されます。AB問題では、A、B2つの問いを与えられ、どちらかを選んで回答することになります。

この「問い」には、絶対的な正解がないという特徴があります。例えば、「美とは何か」と聞かれたとき、あなたならどのように答えますか。

実は、AB問題は、IB科目のTOK(Theory of Knowledge)に非常によく似ています。このような、人によって答えが分かれるような抽象的な質問は、について考え、論理的に説明することがAB問題では求められます。

 

2020年度入試の出題内容

2020年度入試では、下記の2つの問題が出題されました。

A. 「専門家とは何か?(Explain the concept of an expert.)」
B. 「知的とは何か?(Explain the concept of intelligence.)」

この問いに答えた後、面接官からさらに追加の質問があります。実際に受験した生徒様によれば、Aを選択した場合、「専門家がもし間違ったことを言ったら、あなたはどうしますか?」、Bを選択した場合、「心を開く人は知的か?」といった質問をされたそうです。

 

★個人面接の質疑応答・AB問題対策はEDUBALのIB校入試面接コースがおすすめ
EDUBALのIB校入試面接コースでは、AB問題対策も行っております。
AB問題は実はIBのTOKとほとんど同じため、IB対策に長けたEDUBALの得意分野です。一見難しそうに見えるAB問題も、攻略法はあります。これまで考えたこともないような設問に対してまずどのような観点から考え始めると良いのか、どのように思考を深め自分の考えを構築していけばよいのか、IB経験者の現役大学生教師が手取り足取り教えます。
さらに、AB問題対策用の教材としてEDUBAL独自のAB問題の予想問題集と、答えのサンプルもご用意。  質疑応答からAB問題まで、都立国際IBコース入試の面接を徹底的に対策できる内容となっておりますので、ぜひご検討ください。

 

都立国際高校IBコース入試対策には特別な対策が必要

 

人気のあるコースなので倍率が高いから

都立国際高校の国際バカロレアコースは、英語で授業が受けられるということもあり、帰国生の間で特に人気があります。例年、倍率は3~5倍と狭き門です。

 

入試科目が独特なので特化した対策が必要だから

都立国際のバカロレア入試で特徴的なのは、入試科目の種類が幅広くそれぞれの科目で求められる能力が異なる点です。英語や数学の学科試験だけでなく、面接や小論文も課せられます。科目別に対策をすることが重要です。

 

IBの理解度も求められるから

生徒様本人のIBへの学習意欲だけではなく、IBの理念を理解しているかIBを学ぶ素質を持っているかという点も同校の入試では重視されます。事前にIBについてしっかり調べておきましょう。IBを経験した先輩から話を聞くのも効果的です。

 

EDUBALの「都立国際高校IBコース入試対策コース」とは?

EDUBALでは従来、IB校に通っている生徒様のサポートを行っております。サービスが拡大するにつれ、現役のIB生だけでなく、IB校を志望している生徒様からIB校の入試対策をしてほしい、という声も多く寄せられるようになりました。その中でも特にご要望の多かった「都立国際高校IBコース」の入試対策として、5年前に「都立国際高校IBコース入試対策コース」をリリースしました。

【科目別の入試対策コース】
英語・数学対策:短期10時間コース/20時間コース
面接対策:IB校入試面接コース
小論文対策:IB校入試小論文コース

 

「都立国際高校IBコース入試対策コース」は科目別にコースをご用意しております。お好きな科目をお選びいただき、その科目に特化した対策を行うことが可能です。特に、IBの理解度が問われる「面接」と「小論文」の対策は、IB経験者の現役大学生教師が担当します。IBの特性を熟知している教師だからこそ、IB校の求める生徒像について、適切な指導をすることができます。都立国際高校IBコースを目指す方に非常におすすめのコース内容となっておりますので、ぜひご検討ください!

 

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