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【2023年度版】アレに注目すべき?帰国子女受験できる医学部があるおすすめの大学8選!

帰国子女受験できる医学部があるおすすめの大学

本記事では医学部において帰国子女受験ができる国内の大学を8校紹介します。

・「医学部を帰国子女受験する上で重視すべきポイントとは??」

・「帰国医学部受験において英語力の要件はあるの?」

・「数学があまり得意じゃないけど受けられる大学はあるの?」


といった疑問をお持ちの方はぜひご覧ください!

※情報は全て2023年6月時点のものとなります。受験される際は大学公式の募集要項を必ずご確認ください。

【2021年度まとめ】IB(国際バカロレア)入試で受験できる国内大学医学部

目次

  1. 医学部を帰国子女受験する上で重視すべきポイントとは?
  2. 帰国子女受験ができる医学部がある大学一覧!
  3. 北海道大学医学部医学科 帰国子女入試
  4. 東京大学(理科 II 類・理科 III 類)帰国生入試
  5. 東京医科歯科大学 医学部 特別選抜Ⅱ(帰国生選抜)
  6. 筑波大学 医学部医学科 海外教育プログラム特別入試
  7. 群馬大学 医学部医学科 帰国生入試
  8. 富山大学 医学部医学科 帰国生入試
  9. 慶應義塾大学 医学部 帰国生対象入学試験
  10. 順天堂大学 国際臨床医・研究医枠入学試験 帰国生入学試験
  11. その他に帰国子女受験を実施している医学部
  12. 【まとめ】受験しやすさでは北海道大学がおススメ!
  13. 倍率は数十倍!?帰国受験で医学部に合格したい方へ

医学部を帰国子女受験する上で重視すべきポイントとは?

 

入試の受けやすさ

医学部を帰国子女受験する上で、重要となってくるのが入試の受けやすさです。医学部帰国子女受験の形式は多様であり、論文試験のみを課す大学もあれば、学力試験を課す大学もあります。また、学力試験で課される科目や各科目の配点も大学によって異なります。自身の得手不得手を考えて志望校を決定するのが大切です。

出願要件

医学部を帰国子女受験する上でもう一つ重要なのが出願要件です。出願要件は大学によって異なり、海外学校の在籍期間や高校卒業後の経過年数などに厳しい制限がある大学も存在します。また、TOEFLなどの資格試験の最低スコアを設定している大学もあります。
帰国子女大学受験における一般的な出願条件や資格試験のスコア目安に関しては以下の記事をご覧ください。

 

 

以上、医学部を帰国子女受験する際に重視すべきポイントをお伝えしてきましたが、以下からは一般的に受験する医学部を選ぶ際に、考慮すべきその他の要素をご紹介します。

 

学費

医学部を受験する上で重要視すべき要素の一つは、学費です。医学部は他の学部と比べて、学費が高い傾向にあります。6年間の学費の目安は国公立大学で400万円ほど、私立大学で2000~5000万円ほどと、大学によって大きく異なります。特に、国公立と私立の差は大きいため、受験される方は要チェックです。

医師国家試験合格率

その他に考慮すべき要素は、医師国家試験の合格率です。医師国家試験の合格率はその大学の教育や学生の質を表し、合格率が高い大学ほど教育の質が高いと考えることができます。合格率は100%~80%台前半と大学によって大きく異なります。志望校を選ぶ際には国家試験の合格率は見ておくべきでしょう。

学閥

一般的な企業のように、医学界にも学閥というものは少なからず存在します。学閥が強い大学を卒業すると、他の医師に比べて有利なキャリアを歩める場合もあると言われています。学閥についても、一度一通り調べておくべきでしょう。

帰国子女受験ができる医学部がある大学一覧!

 

以上、医学部を帰国子女受験する上でチェックすべきポイントについてお伝えしてきました。
次章からは、いよいよ帰国子女におすすめの医学部がある大学8校をご紹介していきます!

北海道大学医学部医学科 帰国子女入試

 

おすすめ度 ★★★★★
出願期間 2023年年9月22日(金)10時 〜 2023年10月5日(木)17時
TOEFL等要件 TOEFLIBT 61 点以上* または、TOEIC L&R 550 点以上
選抜方法 <第1次選考>
提出書類による選考
<第2次選考>
・課題論文:日本語能力、論理性、読解力、思考力、判断力等を問う。
・面 接:主に日本の高等学校における理科(物理・化学・生物の3科目)について、高い理解力を有しているかを問う他、意欲、目的意識、実行力、適性等を問う。
募集要項 公式HP

*Best スコアは活用せず、Test Date スコアのみを活用する。

 

北海道大学医学部医学科は、他の難関国公立大学と比べてかなり受けやすいです。というのも、共通テストの受験が必要なく、また理数系科目の筆記試験がないからです。TOEFLなどの要件もありますが、いずれも高くなく、条件を満たすのは難しくないでしょう。

筆記試験が苦手だけど、難関国公立大学医学部に行きたいという方におススメです。

 

東京大学(理科 II 類・理科 III 類)帰国生入試

 

おすすめ度 ★★★★☆
出願期間 今年度未定(11月頃を予定)
TOEFL等要件 TOEFL(iBT or ペーパー版)または、IELTS*
選抜方法 <第1次選考>
提出書類による選考
<第2次選考>
・小論文:1問は日本語、1問は外国語で解答
・学力試験:数学と理科
・面接:日本語での個人面接
募集要項 公式HP

*TOEFL、IELTSともに受験から2年以内のものが有効。
「TOEFL Home Edition」も有効。
TOEFLについては、Bestスコアは活用せず、Test Date スコアのみを活用する。

 

国内最難関大学と呼ばれる東京大学は、帰国子女受験も難易度が高いです。共通テストの受験は必要ありませんが、第2次選考として小論文・学力試験・面接が課されます。特に、学力試験は一般入試と同じ問題が課されます(合格基準は若干低め)。
TOEFL等の点数要件は募集要項に明確には書かれていないですが、足切りとして使われると言われています。最低でも105点以上は必要と考えてよいでしょう。

最難関の受験に挑戦したい、国内最高峰の教育を受けたいという方におススメです。

 

 

東京医科歯科大学 医学部 特別選抜Ⅱ(帰国生選抜)

 

おすすめ度 ★★★★☆
出願期間 今年度は未定(11月頃を予定)
TOEFL等要件 TOEFL iBT、またはIELTS*
選抜方法 ・出願書類による選考
・学力試験:数学及び理科(物理,化学,生物から 2 科目)
・個人面接:プレゼンテーションを行った後、個人面接
募集要項 公式HP

*TOEFL,IELTSともに受験から6か月以内のものが有効

 

東京医科歯科大学は一般受験において国内最難関レベルと言われますが、それは帰国子女受験においても同様です。学力試験では数学と理科について、一般入試と同じ問題を課されます。理数系科目において、一般生と同等レベルの学力が問われるということが分かるでしょう。

東京大学同様、難しい入試と引き換えに最高峰の医学教育を受けたいという方におすすめです。

 

筑波大学 医学部医学科 海外教育プログラム特別入試

 

おすすめ度 ★★★★☆
出願期間 2023年6月12日(月) ~ 2023年7月12日(水)
TOEFL等要件 SAT Reasoning Test、またはACTか、TOEFL等
選抜方法 <第1次選考>
書類選考
<第2次選考>
面接・口述試験
募集要項 公式HP

 

茨城県つくば市にある筑波大学も帰国子女受験で医学部医学科を受験できます。書類選考と面接、口述試験で合否が決定されます。

筑波大学は、EDUBALの大学ランキング理系編でも1位にランクインするほど、教育制度が充実しており、理系大学生全般におすすめの大学です。また、医学部を受験するにあたってIB受験という選択肢があるのもおすすめの理由です。

 

 

群馬大学 医学部医学科 帰国生入試

 

おすすめ度 ★★★☆☆
出願期間 今年度は未定(1月頃を予定)
TOEFL等要件 任意:(TOEICやTOEFL等の語学検定取得者は、出願時に成績・スコアを提出することにより総合判定の参考)
選抜方法 ・書類審査
・学力検査:数学、理科(物理・化学)、小論文
・面接:個人面接/25分/面接員複数
募集要項 公式HP

 

群馬県前橋市にメインキャンパスを置く群馬大学では、医学部医学科を帰国子女受験することができます。共通テストは課されませんが、学力検査と面接を受ける必要があります。学力検査では数学、理科に加えて英文資料を読解する形式の小論文が課されます。

難易度としては東京医科歯科大学や筑波大学と比べると比較的易しめなため、
比較的入りやすい関東の医学部を探しているという方におすすめです。

 

富山大学 医学部医学科 帰国生入試

 

おすすめ度 ★★☆☆☆
出願期間 今年度未定(1月頃を予定)
TOEFL等要件 特になし
選抜方法 ・書類審査
・学力検査:数学、理科(物理,化学,生物から2科目選択)、英語
・面接
募集要項 公式HP

 

富山県の国立大学、富山大学でも帰国子女受験で医学部医学科が受験できます。書類審査、学力検査、面接で合否が決定されます。

 

慶應義塾大学 医学部 帰国生対象入学試験

 

おすすめ度 ★★★★☆
出願期間 2023年7月7日(金)~7月18日(火)
TOEFL等要件 TOEFL iBT、またはIELTS Academic Module
選抜方法 <第1次選考>
提出書類による選考
<第2次選考>
・課題論文
・模擬講義
・面接
募集要項 公式HP

 

私立大学トップの慶應義塾大学は、私立大学としては珍しく、帰国子女受験をすることができます。
模擬講義という、医学の授業を受けてそれについての理解力が問われるというユニークな試験があるなど、対策がしづらいです。

慶應義塾大学医学部の強みは、トップレベルの教育と学閥の強さです。医師としてのキャリアを重視されている方におすすめの大学です。

 

順天堂大学 国際臨床医・研究医枠入学試験 帰国生入学試験

 

おすすめ度 ★★★☆☆
出願期間 今年度は未定(9月を予定)
TOEFL等要件 TOEFL iBT:72以上
IELTS Academic Module:5.5以上
英検 CSE:2304点以上
など*
選抜方法 <第1次選考>
・書類
・小論文
・英作文
・面接
<第2次選考>
日本留学試験、または大学入学共通テスト (5教科7科目)
募集要項 公式HP

*どれも受験から2年以内のものが有効。
TOEFL Home Editionは利用不可。
TOEFLについては、Bestスコアは活用せず、Test Date スコアのみを活用する。

 

私立医学部の名門、順天堂大学も帰国受験することができます。第1次選考では、小論文と面接か課されます。第2次選考では学力試験が課されず、代わりに大学入学共通テストが課されます。

第2次選考では共通テストの出来によって合否が決まるため、大学の個別テストよりも共通テストが得意という方におすすめです。

 

その他に帰国子女受験を実施している医学部

今回ご紹介した大学以外にも、医学部で帰国子女受験を実施している大学は存在します。
今回紹介しきれなかった大学は以下のとおりです。

九州大学 医学部医学科 帰国子女入試

佐賀大学 医学部医学科 帰国子女特別入試

金沢大学 医学部医学科 帰国子女入試

浜松医科大学 医学部医学科 帰国子女入試

 

【まとめ】受験しやすさでは○○大学がおススメ!

今まで8校を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した大学の中で、筆者が最もおすすめする大学は北海道大学です。
理由としましては、個別の学力試験や共通テストが課されず、英語力の要件も高くないため、旧帝国大学と呼ばれる最難関大学群の中では、比較的受験しやすいためです。大学のレベルとしても申し分なく、国内最高峰の医学教育を受けることができます。帰国子女受験で医学部医学科の受験を検討されている方はぜひ一度チェックしてみてください。

倍率は数十倍!?帰国受験で医学部に合格したい方へ

医学部医学科は、大学受験において最難関の学部であると言われています。一般受験では偏差値は65以上、倍率は国公立なら3倍~7倍、私立なら10倍~100倍以上とも言われています。帰国受験においても、募集定員が少なかったり、一般入試レベルの学力試験が課されたりと、受験難易度は非常に高いです。

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