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2019.09.12

帰国子女のための作文受験対策 7つのポイント 中学・高校編

日本語作文は多くの帰国子女入試で課されている試験の一つです。
英語の試験が難しいことで有名な渋谷教育学園渋谷中学校の入試も、実は日本語作文を使って帰国枠で入学するという手段があります。

今回の記事では、日本語作文を書いたことがない帰国子女、日本語作文の内容の掘り下げ方を知りたい帰国子女、作文の志望校別対策をしたい帰国子女に向けて対策のポイントを合わせて7つご紹介します。
最後には、帰国子女中学受験を経験した著者がオススメする作文の本をいくつかご紹介します。

作文対策、何を気をつけたらいいのかわからない!帰国生ならではの作文ってなに?というお悩みをお持ちの皆様、必見です。

帰国枠入試で作文を課す中学校 都市大附属、立教池袋、学習院女子、聖心女子学院、普連土学園、横浜女学院、横浜雙葉、立教女学院、かえつ有明、渋谷教育学園渋谷、など

帰国枠入試で作文を課す高校 都立国際、横浜国際、東京学芸大学附属国際中等教育、 慶応義塾女子、 横浜国際高校、立命館宇治高校、早稲田大学高等学院

目次

  1. 基礎編|日本語作文を書いたことがない帰国子女へ
  2. 応用編|日本語作文の内容の掘り下げ方を知りたい帰国子女へ
  3. 発展編|志望校の帰国子女受験に合格するための作文対策をしたい人へ
  4. 帰国子女にオススメの作文の本
  5. EDUBALの短期集中コースと帰国子女受験対策コースについて

1. 基礎編|日本語作文を書いたことがない帰国子女へ

ポイント① 帰国子女だからこそ間違えやすい日本語を押さえておく

帰国子女が日本語作文で特に気をつけたいのは以下の2つです。
  1. 書き言葉・話し言葉を区別すること
  2. 漢字を正しく使うこと

それぞれについて詳しくご説明します。

1. 書き言葉・話し言葉を区別する
日本語は書くときに使う言葉と、話す時に使う言葉が少しだけ違います。入試で作文を書くときは正しい書き言葉で書くことが大切です。
書き言葉・話し言葉の区別をつけるためには、日本語の文章を多く読み、自分でも実際に書きながら他の人に直してもらう練習が効果的です。

2. 漢字を正しく使う
日本語作文を課す学校の中には、作文を通して受験生の国語力をはかっている学校も多くあります。日々の漢字学習を通して、学校ですでに習った漢字は漢字で正しく書け、おくり仮名などを間違えないようにしてください。
また、歴史のある女子校などでは、トメ、ハネ、ハライなどを細かく見ている場合があるので、特に気をつけましょう。

 

ポイント② いつ、どこで、誰が、どうして、何をしたか を意識して文章を書く

日本語で相手に伝わりやすい文章を書くためには、「いつ、どこで、誰が、なんで、どうしたか」の5つの点を意識して書くように練習しましょう。
日本語で文章を書くのが苦手な帰国子女は、相手に伝えるための情報が欠けていることが多い傾向にあります。「いつ、どこで、誰が、なんで、どうしたか」を意識して書くことによって、自分がどのような経験をしたかを全く知らない人にも、どのような経験をしたのかをぬけもれなく伝えることができます

悪い例)三年生の時にキャンプに行った。
→どうしてキャンプに行ったのか、どういうキャンプだったのか、どこで開催されたのか、などが読み手に伝わってきません。

良い例)小学校3年生の夏休みに私は母にすすめられたので、ニューヨークのサマーキャンプに参加しました。
→いつ=小学三年生の夏休みに どこで=ニューヨーク 誰が=私 なんで=母にすすめられたから どうしたか=サマーキャンプに参加した。 という事実が伝わってくるため、この小学生が経験者キャンプのイメージがしやすい文章となっています。

 

ポイント③ 原稿用紙の使い方を知る

回答用紙が罫線状の紙である場合も多いのですが、原稿用紙の場合もあります。原稿用紙が配られた時に使い方を知っていることで受験生の不安を取り除きますので、以下の基本的な使い方を理解するようにしましょう。

・タイトルは一行目に3マス空けてかく
・名前は二行目に書き、下が一マス空くようにする
・本文は四行目から書き始める(三行目は空ける)
・段落の初めは一段空ける

2. 応用編|日本語作文の内容の掘り下げ方を知りたい帰国生へ

ポイント④「なぜ?」を自分に問い続ける

作文では、自分が経験したことと、それを通して感じたことや学んだことなどを書きます。しかし、それだけではなかなか読んでいて魅力的ではない平べったい文章になってしまいます。
読んでいる人に伝わりやすく、面白いと思う文章を書くためには、なぜそうなったのか?なぜそう思ったのか?を自分に聞き続けることがコツです。「なぜ」そうなったのかということを書くことによって、書き手の考え方や思考力が文章の中に表されるようになるからです。

 

ポイント⑤ 第三者に読んでもらい、フィードバックを元に書き直しをする

作文を書けるようになったら、書いた文章を保護者や先生など、第三者に読んでもらって質問や感想話してもらうことをオススメします。文章の構成の仕方や、内容について話し合いをすることで、自分が書いている内容をより深め、相手に伝わりやすい文章に磨くことができます。 添削などをしてもらった後は必ず作文を書き直すようにしましょう。添削してもらったことを思い出しながら書くことで、復習にもなるほか、正しい文章を書く癖が脳に定着します。

3. 発展編|志望校の帰国子女受験に合格するための作文対策をしたい人へ

ポイント⑥ 帰国子女の作文試験では、基本的には海外生活を経験したあなただからこそ書けることを書く

【帰国枠入試 日本語作文の過去の出題例】
・お題『整理整頓』(かえつ有明 オナーズクラス)
・あなたの家族について教えてください(筆者経験 頌栄)
・海外で一番印象に残ったこと(東京都市大学等々力中学校(毎年一緒))

海外経験について問う学校が多いのはもちろんのこと、直接的には海外生活と関係のないお題で書かされることもあります。海外経験についての文章はもちろんのこと、一般入試の作文練習問題に取り組むことも効果的な練習方法の一つです。
海外生活と直接的には関係のないお題である場合でも、帰国子女ならではの視点を盛り込むことが合格への近道です。

例えば、『整理整頓』のお題だと、アメリカで住んでいた家がとても大きかったのに対して、日本の家がとても狭いから物を片付けることが大変だということや、外国の学校の教室と日本の学校の教室との私物のしまい方の違いなどについて書くと幅広い視野をアピールすることができます。

 

ポイント⑦ 【正しく日本語の文章をかけているか】と【海外での経験を通して得た価値観が学校の理念と合致しているか】の2点に注意する

配点のバランスは学校によって違いますが、入試で見られているポイントは【正しく日本語の文章をかけているか】と【海外での経験を通して得た価値観が学校の理念と合致しているか】の2点だけです。

文章を書き終わった後に読み直す癖をつけ、多角的な視点で書くこと(日本の視点と海外の国の視点の違いなど)に気をつけ、なおかつ学校の理念に反しない姿勢を示すことができると良いでしょう。
(学校の理念に反しない姿勢というのは、嘘の自分を作り上げて書いた方が良いという意味ではなく、キリスト教の学校の作文で宗教を否定するようなことは書かない方が良いということです。)

過去問や問題集などを使って作文を書く練習をしたら、作文の書き方と受験する学校のことをよく知っている第三者に見てもらい、必ず書き直すようにしましょう。

4. 帰国子女にオススメの作文の本や教材

【基礎編】

ドラえもんが漫画でわかりやすく作文の書き方の基礎を教えてくれます。

【応用編】

文章で作文の書き方のノウハウを教えてくれる本です。作文の内容の掘り下げ方、読む人の気をひく書き方などが詳しく書いてあります。中学受験生はもちろんのこと、高校受験生で作文の書き方に悩んでいる人にもオススメです。
ちなみに、筆者が小学生の時に読んでよかったと思っている本の一つです。

【発展・高校受験編】新聞のエッセイコーナー(朝日新聞の天声人語や読売新聞の編集手帳など)
流行りのノートに書き写す必要は全くありません。しかし、日常の身近な出来事と社会や世界の大きな現象を繋げ、決められた文字数に収める著者の巧みな文章技術は作文の勉強の参考になります。時事問題をチェックするついでに、目を通すようにしましょう。

5. EDUBALの短期集中コースと帰国子女受験対策コースについて

EDUBALは難関大学に通う帰国子女の大学生と、家庭教師を探している帰国子女の生徒をつなぐオンライン家庭教師サービスです。
EDUBALでは、インターネットのビデオ通話と通して授業を行うため、世界のどこにいても帰国子女の先輩の授業を受けることができます。
作文の添削をしてもらった上で、帰国子女受験をしたことがある先生に通話を通して直接解説をしてもらえたり、質問をしたり、テーマについて話し合いができるのが魅力です。
また、担当の先生の出身校を指定することも可能ですので、志望校出身の先生に指導してもらうことも可能です。

【帰国子女中学受験対策にEDUBALが選ばれる3つの理由】
 1. 帰国子女中学受験の経験のある教師に個別に指導をしてもらえるから
 2. オンライン受講で、世界のどこでも自宅から授業を受けることができるから
 3. 小学校6年生の秋からでも指導を開始できるから

帰国子女の中学受験対策、高校受験対策をお考えの皆さま、には帰国子女受験コース(中学受験・高校受験)がオススメです。詳しくは以下のページをご覧ください。

 

 

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