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みなさん、東京都立大学理学部生命科学科にある英語課程(英語学位プログラム)をご存知ですか?このプログラムは、生命科学を英語だけで学び、国際的な研究舞台で活躍できる人材を育成することを目的として設置されています。
本記事では、東京都立大学理学部生命科学科に設置されているSAT/ACT・IB入試を通して東京都立大学理学部生命科学科英語課程に入るためのポイント(出願に向けてどのような準備するべきか)や、志望理由書にはどんなことを盛り込むべきかなどを中心に紹介していますので、東京都立大学の英語学位プログラム受験を考えている方の参考になれば幸いです。
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東京都立大学は、2027年度から新たに英語による学位プログラムを導入し、さらに2028年度には国際系新学部の開設をする予定です。
2027年度から、都市環境学部の4つの学科(地理環境学科、都市基盤環境学科、環境応用化学科、観光科学科)で「英語による学位プログラム」がスタートします。このプログラムでは、専門科目をすべて英語で履修し、学位の取得が可能です。今後、他の学部・学科へも順次拡大していく予定です。このプログラムの導入に伴い、2027年度の総合型選抜から、このプログラムで学ぶ学生を対象とした新たな入試が実施されます。
さらに、2028年度には新たに「国際系新学部」の開設が計画されています。この新学部では、社会科学や自然科学など幅広い学問分野を融合させ、持続可能な都市の実現や地球規模の課題解決に貢献できる人材の育成を目指します。授業は原則として英語で行われ、学生は高度な語学力を身につけることができます。
詳しくはこちらからご確認ください。
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東京都立大学理学部生命科学科英語課程についての基本情報は以下の通りです。
大学 | 東京都立大学 (Tokyo Metropolitan University) |
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学部 | 理学部 (Faculty of Science) |
学科 | 生命科学科 (Department of Biological Sciences) |
正式名称 | 東京都立大学理学部生命科学科英語課程 (English Program/Track) |
入学時期 | 4月入学 |
東京都立大学理学部生命科学科の「英語課程」は、出願時に直接「英語課程」を志望する方式ではありません。一般選抜、SAT/ACT・IB入試、私費外国人留学生入試のいずれかで理学部生命科学科に合格した後、入学後の面接を経て「英語課程」を選択する仕組みになっています。本記事では、この中でも帰国子女にとって特に有利となりやすいSAT/ACT・IB入試について詳しく解説していきます。
このプログラムは、単に「英語で授業が受けられる」だけではありません。その根底には、国際的な舞台で活躍できる次世代の生命科学研究者を育成するという強い理念があります。大学が公式に示している「求められる学生像」は、その理念を具体的に表しています。
・生き物が大好きで、生命について深く知りたい人
・実験、観察、研究が大好きな人
・「研究する力」とそのためのコミュニケーション能力を高めたい人
・英語、化学、数学の基礎をしっかり身につけている人
これらの項目からわかるのは、大学が単なる知識の量だけでなく、探究心や情熱、そして研究者として不可欠なコミュニケーション能力を重視しているということです。特に「コミュニケーション能力」という言葉は、英語というツールを使って世界中の研究者と議論し、共同研究を進めていく能力を指しており、この英語課程の核心的な目標と言えるでしょう。出願書類の作成や面接対策においては、自分がこの学生像に合致する人材であることを具体的に示すことが極めて重要になります。
東京都立大学理学部生命科学科の英語課程は、2015年に設置された少人数制の特別プログラムです。卒業に必要な124単位をすべて英語で履修でき、日本語の授業と組み合わせることも可能です。英語ネイティブ教員や海外経験豊富な研究者による指導のもと、最新の生命科学を学びながら研究力と国際的なコミュニケーション能力を磨きます。クラスは約20名と小規模で、異なる文化背景を持つ学生同士が支え合いながら学べる国際色豊かな環境が特徴です。
募集人員はSAT/ACT方式2名、IB方式2名と非常に少なく、狭き門です。しかし知名度がまだ高くない分、実は狙い目とも言えます。評価は学力だけでなく、研究への情熱や将来性を含めた総合力で判断されるのが特徴です。
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SAT/ACT方式: 日本国内の高校卒業者等に加え、WASC、ACSI、CISといった国際的な評価団体から認定を受けた教育施設の12年の課程を修了(見込み)した者などが対象です。出願には、指定期間内に受験したSATまたはACTのスコア、およびTOEFL iBTまたはIELTSのスコア提出が必須となります。
IB方式:国際バカロレア(IB)ディプロマを取得済み、または取得見込みであることが条件です。さらに、履修した6科目の中に化学、生物、物理のうちいずれか2科目、および数学を含んでいる必要があります(レベルは問われません)
出願期間 | 一次選考(書類審査)合格発表 | 二次選考(面接) | 最終合格発表: |
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9月上旬 | 9月中旬 | 10月下旬 | 11月上旬 |
出願は、インターネットで基本情報を登録し、入学検定料を支払った後、印刷した志願票やその他の必要書類を郵送するという二段階のプロセスになります。
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東京都立大学理学部生命科学科英語課程
SAT/ACT方式・IB方式ともに、選考は2段階で行われます。まず、英語で作成された出願書類による第1次選考(書類審査)が行われ、その合格者に対して第2次選考(面接)が実施されます。帰出願書類が全て英語であるため、帰国生や高い英語力を持つ受験生にとっては、その能力を最大限に活かせる入試方式と言えるでしょう。面接は英語または日本語で行われます。どちらの言語も流暢であることだけが評価されるわけではありません。大切なのは、生命科学に対する学習意欲、明確な志望動機、そして物事を筋道立てて考える論理的思考力です。英語力というアドバンテージを土台にして、なぜ生命科学を学びたいのか、将来何をしたいのかを自分の言葉でしっかりと伝えられるよう、念入りな準備が合格の鍵となります。
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出願書類は以下の8点があります。詳しくはこちらからご確認ください。
SAT/ACT方式で出願する場合
大学指定の書類
①志願票
②Essay form (志望理由書)
学校から取得する書類
③卒業(見込み)証明書
④成績証明書
テストスコア
⑤SAT または ACT の公式スコア
⑥TOEFL iBT または IELTS の公式スコア
その他(該当者のみ)
⑦日本国籍や永住許可を証明する書類
IB方式で出願する場合
大学指定の書類
①志願票
②Essay form (志望理由書)
IB関連の書類
③IB資格証書のコピーと最終成績(または見込み成績)
その他(該当者のみ)
④日本国籍や永住許可を証明する書類
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ここでは、英語資格のスコアについて説明しています!また、対策方法に関する別記事のリンクも貼ってあるので要確認です!
東京都立大学理学部生命科学科英語課程では、英語力が出願の必須条件とされており、英語4技能試験(TOEFLやIELTSなど)のスコア提出が求められます。TOEFL iBTで少なくとも90点以上を取得していなければ、合格はかなり厳しいとされています。明確な足切り点はないものの、SAT/ACT方式で2名、IB方式で2名と狭き門であることを考えると、実質的に高いスコアが求められているのが現状です。
TOEFLやIELTSは、英語学位プログラムを目指す受験生にとって最も重要な資格の1つです。注意点として、TOEFLの「MyBestスコア」は東京都立大学理学部生命科学科英語課程では認められていないため、1回の試験で基準以上のスコアを取る必要があります。
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共通スコアには、SAT、ACT、またはIB Diploma(IBDP)のスコアが含まれます。これらは英語力を測る語学試験とは異なり、受験生の総合的な学力や論理的思考力を評価する試験です。そのため、特定の科目に苦手意識がある場合には、十分な準備をして臨まないと難しく感じるかもしれません。
東京都立大学理学部生命科学科英語課程では、スコアの提出は必須で、学力面を裏付ける重要な指標となるため、計画的な対策が求められます。ここでは、SATの対策方法について簡単に紹介します。SATの英語セクションでは合計54問を64分で、数学セクションでは44問を70分で解く必要があります。つまり、1問あたりおよそ1分〜1分半で解答するスピードが求められることになります。SATで高得点を目指すには、単に知識を詰め込むのではなく、出題形式への慣れや解法パターンの習得が極めて重要です。
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東京都立大学理学部生命科学科英語課程の志望動機(Essay form)は、英語での記入となっています。以下は指示文です。
本学ウェブサイトから用紙を印刷し、志望理由、生物学への興味、入学後の抱負や学びたいこと等を出願者本人が、自筆(手書き)で濃くはっきりと英語で記入してください。
テーマは以下3つを含む必要があります。
・志望理由 (Reason for applying)
・生物学への興味 (Interest in biology)
・入学後の抱負や学びたいこと (Aspirations and what you want to learn after enrolling)
戦略的アドバイス
「求められる学生像」と自分を重ね合わせる:
プログラムの理念と求められる学生像で解説した「求められる学生像」をもう一度読み返してください。エッセイは、あなたがまさにその学生像に合致する人物であることを証明するための最高のツールです。
→「生き物が大好き」と書く代わりに、近所の川で何年も続けた水生昆虫の観察記録について語りましょう。
→「実験が好き」と書く代わりに、学校の実験で失敗を繰り返しながらも、仮説を修正して最終的に成功させた経験を具体的に記述しましょう。
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住所
〇南大沢キャンパス:〒192-0397 東京都八王子市南大沢1-1
〇日野キャンパス:〒191-0065 東京都日野市旭が丘6-6
〇荒川キャンパス:〒116-8551 東京都荒川区東尾久7-2-10
〇晴海キャンパス:〒104-0053 東京都中央区晴海1-2-2
〇丸の内サテライトキャンパス:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-4-1
〇飯田橋キャンパス:〒102-0072 東京都千代田区飯田橋3-5-1
最寄り駅
〇京王相模原線 南大沢駅徒歩5分(南大沢キャンパス)
〇JR中央線 豊田駅(日野キャンパス)/ JR八高線 北八王子駅徒歩15分
〇都電荒川線・日暮里舎人ライナー 熊野駅徒歩3分(荒川キャンパス)
〇東京メトロ有楽町線 都営地下鉄大江戸線 月島駅徒歩5分(晴海キャンパス)
〇東京駅徒歩5分 (丸の内サテライトキャンパス)
〇JR総武線 飯田橋駅0分から3分(飯田橋キャンパス)
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EDUBALとは、帰国子女の方に向けてオンラインで学習サポートを行うサービスです。
1.教師は全員【帰国子女】×【難関大生】
自身が帰国子女だからこそ、同じ境遇の生徒様の気持ちを理解して指導することができます。また、歳の近い難関大生が指導を行うので、憧れのお兄さん、お姉さんのような存在として、生徒様に寄り添った指導を行うことができます。
2.全世界どこからでも指導を受けることが可能
オンラインで指導を行うため、世界中どこでも、自宅から指導を受けることができます。
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殆どの教師が帰国受験を経験しているので、自身の経験に基づいた指導を行うことが可能です。統一試験(IB、SATなど)では満点をとった教師も在籍しており、多くの指導を行っています。
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下記では、今までEDUBALで指導を受講された生徒様、保護者様から寄せられた声を掲載しています。
EDUBALで家庭教師をつけるかどうか迷われている方は、ぜひ参考にご覧ください。
苦手な科目だったため初歩的な部分も分からず、質問するのが恥ずかしいと言う気持ちが最初はありました。一から丁寧に教えてくださったので、安心して聞くことができました。丁寧に教えていただけたことで、教科に対する苦手意識が改善されました。進路や学校に関する相談にも乗ってくださって、とても助かりました。
丁寧に誠実に指導して頂きました。この度は、一度のみのご指導にも関わらずありがとうございました。
丁寧なご指導をいただき、ありがとうございました。おかげでテストのコツや勉強方法などがわかり、感謝しております。息子にとって良いお手本になっていただき、将来の目標ができましたようです。
自信のない息子をとても褒めてやる気を出させて下さいます。新しい教科を教えて頂きたいとお願いした際に、「とりあえず一ヶ月指導の様子を見て頂いて継続するかどうか検討して下さい」と言って頂き、何事に対しても慎重に対応して下さり有難く思っております。
受験した高校は親子そろっての面接なので、子どもの面接の様子を間近で見ることができました。想像していたよりもずっと立派な受け答えができていたので先生の指導によるものと感謝しています。また英作文のほうも内容・構成ともにしっかりしたものが提出できたようです。この度はご指導いただきありがとうございました。。指導の内容のみならず、生き様や学問に向かう姿勢、ご相談に乗っていただいた内容が、きっとこれから何年もキャリア形成に役立っていくと信じています。本当にありがとうございます。