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【SAT試験情報】SATとはどんな試験?何のために必要?いつから準備するべき?

2021/09/21更新

帰国子女や海外子女であれば耳にすることが多いSAT。しかし、聞いたことはあるという方でも
「SATってどんな試験なのかよくわからない…」
「自分にSATは必要なの?」
「SATっていつから受けるべきなの?」

といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。また、
「SATがアメリカの大学進学に必要なくなる、SAT Subjectが廃止になる、といったうわさは聞いたことがあるけど実際どうなの?」
と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。


そこで今回はSAT経験者である筆者が、SATとはどのような試験なのか、どのような人にSATが必要なのか、いつから受験や勉強を始めるべきかなど、SATを受験する前に知っておくべきことや準備しておくべきことについてご紹介します。

目次

  1. SATとはどんな試験?廃止って本当?
  2. SATはどんなときに必要?
  3. SATいつから受けるべき?勉強はいつからはじめる?
  4. オンライン指導でSAT対策をしよう!

SATとはどんな試験?廃止って本当?

SATとは、アメリカのCollege Boardという教育機関が運営している大学受験のための統一試験です。SATの特徴は、TOEFLや英検など英語力を測る語学試験と違い、学力を測る試験だということです。したがって、高い英語力はもちろん、読解力や該当科目への深い理解も求められます。アメリカの試験ですが、日本をはじめとする世界各国で受験することができます。

 

SATと日本の大学入学共通テスト(旧センター試験)の違い

SATは大学受験のための統一試験と先述しましたが、日本の大学入学共通テスト(旧センター試験)とは異なる点がいくつかあります。

SAT 共通テスト
受験回数 何度でも可 年1回
大学受験での立ち位置 ・書類審査の中の1項目
・SATの結果だけで合否が決まるわけではない
・大学別試験の足切り
・場合によっては共通テストの結果のみで合否が決まることもある

SATを利用した大学受験(アメリカの大学受験、日本の帰国子女大学受験など)では、SATの結果や大学が課す当日の試験結果だけでなく、学校の成績や課外活動などから総合的に合否が判断されます。何度でも受験ができるため、自分の志望校の合格者平均点などを加味し、なるべく高得点をとっておくと良いでしょう。

 

SAT Reasoning Testの試験形式

SAT Reasoning Testは基礎学力を測る試験で、科目はReading・Mathの2つから構成されています。

セクション 構成(問題数、試験時間) 点数
Reading ・Critical Readingパート
(52問、65分)
・Writing and Languageパート
(44問、35分)
200~800点
Math ・Non-Calculatorパート
(20問、25分)
・Calculatorパート
(20問、55分)
200~800点

*2021年6月より、Essayはアメリカ国内の一部学校で実施される試験を除き廃止となりました。

各セクション800点満点、合計1600点満点の試験です。試験時間にたいして問題数がかなり多いため、いかに効率よく解いていけるかがカギとなります。

 

SAT Subject Testが廃止に

SATを主催しているCollege Boardは、科目別の学力を測る試験であるSAT Subject Testを2021年6月を最後に廃止することを発表しました。

以前はSATにはSAT Reasoning TestとSAT Subject Testの2種類がありました。しかし、アメリカの高校では大学レベルの授業を高校で履修できるAPというプログラムで代用されていることから、重複するような内容のSubject Testを廃止し生徒への負担を軽減させる目的があるそうです。

 

SATの難易度や求められる英語力については、こちらの記事をご覧ください。

SATはどんなときに必要?

アメリカの大学を受験するとき:任意提出が大半、一部必須

アメリカの大学進学の際には、SATスコアは任意提出としている大学がほとんどです。

スコア提出が任意であっても「スコアが無くても不利になることはないが提出された場合は評価に加味する」というところがほとんどです。このことから、任意提出の場合であっても、アメリカの大学進学を考えている方は高いスコアを持っておいて損はないと言えるでしょう。

なお、アメリカの大学に進学(受験をしてその学校の生徒として入学し卒業を目指したい)ではなく留学(別の大学に通っているが一次的にアメリカの大学に通いたい)では、ほとんどの場合SATは必要ありません。留学では英語力がかなり重視されますので、SATよりもTOEFLなどの英語資格をとるほうが良いでしょう。

詳しくは各大学の要項をご確認ください。

<コラム>
コロナ感染症拡大以前は、学力審査の指標の一つとなるためスコアの提出はほぼすべての大学で必須でした。しかし、昨年度コロナの影響で試験の中止が相次いだことや、コロナ以前から議論されていた経済格差への配慮といった理由から、2020-2021年度入試以降多くの大学が任意提出へとシフトしていきました。

 

日本の大学を受験するとき(帰国生向け):難関大学で必須

SATはアメリカの試験ですが、日本の帰国大学受験や国際系学部の受験でもスコアの提出が求められる場合があります。例として
・慶應義塾大学(全学部、帰国子女枠入試)
・上智大学(国際教養学部、書類選考入試)
・京都大学(法学部・経済学部、帰国子女枠入試)
・一橋大学(全学部、帰国子女枠入試)
で必須とされています。また、必須としていない大学であっても、スコアを提出することで有利になることがあります。

SATいつから受けるべき?勉強はいつからはじめる?

目標から逆算して日程を決めよう

まずは、受験日を決めましょう。SATは毎年実施日が決まっており、

アメリカの会場:
8月・10月・11月・12月・3月・5月・6月

アメリカ以外の会場:
8月・10月・12月・3月・6月

に受験することができます。まずは「いつ受験するか」を決めて、受験の申し込みをしましょう。この時に重要なのが、「いつまでに何点取得したいのか」ということです。SATを受験する目的はアメリカの大学や日本の大学を受験する際の資格を得るためという方が多いかと思いますが、現時点でもし志望校や受験する予定の大学が決まっている場合は、最終的に「いつまでに何点取るのか」という目標を決めておくことが非常に重要です。

また、日本などアメリカ以外の会場では、かなり早い段階で満席になってしまいます。受付が始まったらすぐに申し込みをするようにしましょう。

 

最終受験日の2年程まえから勉強を始めよう

現時点での英語力や滞在している国、通っている学校の学習環境など、様々な要素が影響してくるため一概に「このくらいの期間対策すればこのくらいの点数が取れる」ということは言えません。しかし、最終的な受験までに2年間くらい準備期間があると、余裕を持って目標達成ができる可能性が高くなるでしょう。海外や日本の難関大を目指している方や、数学が人よりも苦手だと感じている方など、「本当に目標の点数に到達できるか不安…」という方は、なるべく早い段階から準備を始めることをおすすめします。そうでない方も、遅くても11年生(日本の高校2年生)の夏前までに準備を始めるようにしましょう!

自分のレベルにあったSAT対策をしたい方へ

EDUBALは、国内外の難関大学に通う帰国子女の大学生教師と、家庭教師を探している帰国子女の生徒様をつなぐオンライン家庭教師サービスです。SATで高得点を取得した教師も多数在籍しております。また、オンラインビデオ通話を通じた指導ですので、世界中どこでも、いつでもご自宅で受講が可能です。
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EDUBALではSAT対策として2つのコースをご用意しております。

1.SAT対策コース
実際にSATを取得した教師が自身の経験に基づいて、生徒様一人一人に合った指導を行います。SAT Reasoning TestからSubject Testまで幅広いニーズに対応しております。「自分の持っているテキストを使用したい」「Math以外の科目の対策をしたい」「受験日まで時間に余裕がある」という方におすすめです。

2.SAT Math短期集中コース
オリジナルテキストを用いて、SAT Reasoning TestのMathに特化した指導を行います。
「初めてSATを受験する」「Mathで600~700点を目指している」「3ヶ月以内に点数を上げたい」「Mathに特化した勉強をしたい」という方におすすめです。

生徒様にあったコースをご提案させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!

また、EDUBALでは当社オリジナルのSAT基礎力判定テストもご用意しております。まずはご自身の現状を把握するのが第一歩ですので、「自分のレベルがわからない」という方はこちらもご活用ください!

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  • 英語日本語共にネイティブである上、授業がとても分かりやすいです。英語、数学共に宿題などの急な質問にもすぐに対応していただき、その上説明もとても分かりやすいため、大変助かっております。

    • SAT/SSATコース
    • 中1~3
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    • 高校生以上
    • オーストラリア
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    • SAT/SSATコース
    • 高1~3
    • アメリカ
  • 指導力がずば抜けている事は勿論ですが、いつも冷静に接してくださる所が素晴らしいと思っています。先生のおかげで息子が数学に対して高い目標設定をかかげ、自分にも出来るかも知れないという自信を持つことができるようになりました。

    • SAT/SSATコース
    • 高1~3
    • 沖縄県
  • ご自分の体験をベースにした上で、生徒のレベルに合わせた対策を立てて対応してくれました。子供がなかなかうまくいかないときも、モチベーションを維持しながら淡々と授業を進め、しっかりと成果を出してくれました。目標には残念ながら届きませんでしたがそれに近い点数を取ることができたのは先生のお陰です。

    • SAT/SSATコース
    • 高1~3
    • 韓国