2020.09.03
2020.04.22
2019.04.08
2019.11.04
2019.08.26
2020.08.06
海外で暮らす生徒様やその保護者様の中には、「寮があるかどうか」で学校探しをされている方は多いのではないでしょうか。
学校探しのお手伝いになるよう、本記事では日本各地にある寮のある高等学校・高等専門学校の中でも、海外子女・帰国子女の方におすすめの学校をご紹介しています。
英語教育に力を入れている学校、名門大学の附属校、編入試験を実施している学校、寮教育が充実している学校など、さまざまな特色をもつ学校をピックアップしておりますので、ご関心に合わせてご覧ください。
.
ここがポイント!
立命館慶祥高等学校は、北海道にある中高一貫校です。教育プログラムを高入コース・難関大コース・立命館コースの3つに分け、生徒の目的にあった教育を行っています。
立命館大学の附属校であり、立命館大学と立命館アジア太平洋大学に希望者全員が進学できる学内推薦枠を持っているのも大きな魅力です。
立命館慶祥高等学校の寮では、門限や施設の使い方など最低限のルールが決まっている他は寮生の自主性が重んじられています。部屋は個室なので、のびのびと過ごすことができます。
夕飯後には全員参加の「食堂学習」があり、毎日勉強をする習慣を身につけることができます。また、学習指導員がほぼ毎日寮に来て勉強を教えてもらえるなど、学習サポートも充実しています。
学校に問い合わせれば寮見学も可能ですので、ご関心のある方は訪れてみてはいかがでしょうか。(生徒寮について詳しくはこちら(学校HP))
.
ここがポイント!
同志社国際高等学校は京都にある中高一貫校です。多くの科目で少人数制・習熟度別クラス編成を採用しているため、不得意な分野では細やかな指導を受け、得意分野は伸ばしていくことができます。
約90%の生徒が推薦によって同志社大学と同志社女子大学に進学しており、進学先を確保しつつ高校生活を充実させたい方におすすめです。
同志社国際高等学校の寮には入寮資格があり、「海外に保護者の在住している生徒、遠方で登校困難な生徒」が入寮することができます。部屋は洋室3人部屋となっています。
教育寮として、日常の学習から生活習慣、マナーにいたるまで寮監を中心に厳しい指導が行われており、寮生活を通してきちんとした生活習慣を身につけることができます。
厳しいだけでなく、新入生歓迎パーティーや寮生パーティーなど、寮生同士が交流する機会も設けられています。
(寮生活について詳しくはこちら(学校HP))
.
ここがポイント!
国際高専は、全寮制の高等専門学校です。大学と同じ「高等教育機関」である高専では、高校よりも2年長い5年間の教育が行われます。国際高専では、1,2年生はボーディングスクールで過ごし、3年生はニュージランドへ1年間留学、4,5年生になったら金沢工業大学と共有のキャンパスに移り、より高度な内容を学習します。
その大きな魅力は、STEM教育(科学・技術・工学・数学の教育分野)の授業を英語で行っていること。高専の魅力である高い技術力を身につけると同時に、高い英語力も身につけることができます。また、世界標準の問題発見解決型教育も同校の魅力です。
外国人教員が多く、帰国生を積極的に受け入れているなど、インターに近い雰囲気があるのも特徴です。プログラミングやAI、ロボットなど、理系分野を自由な雰囲気の中で学びたいという方におすすめです。
国際高専の寮施設は新しく、一人ひとりに個室が用意されています。
厳しいルールはなく、カフェテリアではグレードの高い食事が提供され、キャンパス内の温泉施設を自由に使えるなど、全寮制ながらも快適に過ごすことができます。
寮生の学習の大きな支えになるのが、ラーニングセッション(=夜の学校)です。夕食後に授業の復習をする時間で、ラーニングメンターからわからなかったところを教わることができます。 ラーニングメンターは海外の大学の工学部を卒業していて、昼間の学校の授業にも立ち会っているため、的確な指導を受けることができます。
国際高専では学校見学会や学校説明会を実施しています。ご関心のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
【前編】インタビュー記事|英語で学べる理工系のボーディングスクール!帰国子女にぴったりな国際高専の魅力とは
【後編】インタビュー記事|英語で学べる理工系のボーディングスクール!帰国子女にぴったりな国際高専の魅力とは
.
ここがポイント!
ISAKは長野県軽井沢にある全寮制の私立インターナショナルスクールです。IBカリキュラムを実施する一条校でもあります。
多種多様なバックグラウンドを持つ高校生が在籍している国際色豊かな学校です。十人十色の高校生たちが同じ教室で学び、寮での共同生活をする中で、真の異文化理解を体験することを目標に掲げています。
ISAKは全寮制で、全生徒がキャンパス内の「ハウス」と呼ばれる寮で生活します。
各ハウスの運営はハウスメイトに任されており、生徒たちはハウスメイトと団結し、時には課題を乗り越えていく中で成長していくことができます。
少人数制を活かしたアドバイザー制度も実施しています。一人のアドバイザー(教員)に対して、学年や所属する寮、出身地域など異なる少人数の生徒が割り当てられ、週に1、2回のグループ・ミーティングを行っています。(寮生活について詳しくはこちら(学校HP))
ISAKはどんな学校?入試内容・入試対策・倍率もご紹介!在校生のインタビューも!
.
ここがポイント!
桐蔭学園高等学校は、神奈川県にある私立高校です。
国内の一流大学に進学するための教育プログラムが組まれており、各教科の学力を高めることができます。
また、グローバルラウンジや桐蔭英語村、米国の高校に留学するプログラムなど、校内外で英語を使う機会が充実しているのも特徴です。
桐蔭学園高等学校は男子寮が2つ、女子寮が1つあり、定員と居室は以下の通りです。
男子寮 | 尚友寮・清風寮 | 152名程度 | 4人部屋 |
---|---|---|---|
男子寮 | あおば寮 | 50名程度 | 1人部屋 |
女子寮 | 藤が丘寮 | 40名程度 | 1人部屋 |
入寮申請には以下のような条件があります。
外国もしくは通学不能の他府県に保護者が居住しているか、転勤になったとき。 遠隔地からの通学者(片道2時間以上) |
---|
寮の方針として、自治を重視する一方で、規律ある日常生活によって自律心のある生徒を育てることを目指しています。(寮生活について詳しくはこちら(女子寮/男子寮)
.
ここがポイント!
早稲田大学本庄高等学院は、帰国子女を多く受け入れてきた私立の名門校です。
進学率が大きな魅力で、内部推薦で早稲田大学へほぼ100%進学しています。本来なら大学受験に割く時間で他のことに打ち込むことができます。
学校行事もさかんで、文化祭にあたる稲陵祭、体育祭は特に盛り上がるなど活気のある学校です。
早稲田大学本庄高等学院の寮は、通学時間や距離を考慮して学校側が判断し、許可が出れば入寮できます。2019年度は、入寮希望者は全員入寮することができたそうです。
部屋はすべて個室で、閉寮期間がなく365日滞在することが可能です。朝夕の食事は栄養士が献立を作っており、食生活も安心です。
寮生の自主性を重んじ、時間の使い方は一人ひとりに委ねられています。時間を自由に使えるため、部活や勉強など自分のしたいことに思う存分取り組むことができるでしょう。(生徒寮について詳しくはこちら(学校HP))
.
ここがポイント!
国際基督教大学高等学校は、全国トップの帰国子女在籍人数を誇る学校です。世界各国から多彩なバックグラウンドを持った帰国生が集まり、異なる価値観を尊重するようなグローバルな校風の中で学ぶことができます。
進学実績も大きな魅力で、学年の1/3が国際基督教大学(ICU大学)への推薦を受けることができることに加え、東京大学や慶應義塾大学、早稲田大学など国内の難関大学への進学者も多数輩出しています。
国際基督教大学高等学校には、校舎に隣接して男子寮2棟女子寮2棟の学寮があり、基本的に男子は2人部屋、女子は2~3部屋です。入寮条件は「保護者が海外や他府県に在住している生徒、通学に1時間30分以上かかる生徒」となっています。
寮行事として、夏の花火大会を楽しむ会など、寮ごとの行事を寮生が主体で行っています。年に一度は4寮合同の交流会も開かれます。
週末閉寮で、土曜日夕方から日曜日は寮が閉められます。週末は自宅に帰ることができ、一人暮らしが不安な方におすすめと言えます。(寮について詳しくはこちら(学校HP))
ICU高校に受かるには?帰国生徒入試の推薦・書類選考・学力試験入試について徹底解説!
.
EDUBALは、帰国子女の方に向けて個別に指導を行うオンライン家庭教師サービスです。
指導がテレビ電話を通じてオンラインで行われるため、世界中どこにいても、いつでも家で手軽に指導を受けることができます。
また、教師は全員帰国子女の現役難関大生です。帰国高校受験を経験した教師も多数在籍しているので、質問やお悩みがある方、帰国高校受験の対策をご希望の方はお気軽にご相談ください。
【2020年度版】インターじゃなくても英語で学べる!英語に力を入れている高校・高専5選
慶應義塾湘南藤沢高等部(SFC)の帰国生入試とは?対策法と学習スケジュールを帰国高校受験の教師が教えます
【編入しやすさ】帰国子女が編入できる高校ランキング